日本心臓リハビリテーション学会

第9回 近畿支部地方会

会長ごあいさつ

会長写真

日本心臓リハビリテーション学会 
第9回近畿支部地方会

会長 谷口 良司

(兵庫県立尼崎総合医療センター
 循環器内科)

 皆様、日本心臓リハビリテーション学会の第9回近畿支部地方会のホームページへようこそ。

 私は大会長として、今回の近畿支部地方会を開催することを心から嬉しく思います。
大会テーマは「つながる、そしてその先へ」となります。
心臓リハビリテーションの分野では、特に多職種連携の重要性が増し、さまざまな専門家との協力を通じて、患者さんたちの健康を総合的にサポートすることが求められています。
この大会では、多職種連携に関する最新の知識や取り組みを共有し、学び合う機会を提供いたします。

 また、フレイル・サルコペニアの社会問題や癌などの併存疾患についても焦点を当てます。これらの疾患は心血管疾患と関連し、患者さんたちの生活に大きな影響を与えています。
専門家の方々の研究成果や最良の実践方法について学ぶことで、患者さんたちへの適切な支援を提供するための知識を深めていきましょう。

 地域連携も重要なテーマとして取り上げます。地域の医療機関や関連施設との連携は、患者さんたちの心臓リハビリテーションの成功に欠かせません。
地域の特性やニーズに合わせたプログラムの開発や情報共有を行い、より効果的なサービス提供を目指していきます。

 近未来医療やAIの活用も大会での重要なテーマです。技術の進歩により、心臓リハビリテーションにおいても新たな治療法やツールが開発されています。

 また、指導士取得向けの教育講座も充実させる予定です。これにより、若手の方々のスキル向上を支援し、高品質な心臓リハビリテーションの普及を図ってまいります。

 最後に今大会は交通の便の良い場所で開催されますので、多くの皆様にご参加いただき、発表や意見交換を通じて共に学び合える機会となることを願っています。COVID-19の不安もあるかと思いますが、皆様とお会いできることを心待ちにしております。

 心臓リハビリテーション学会の近畿地方会への参加、ご協力を心からお願い申し上げます。どうぞ素晴らしい学びと交流の場となりますように。